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2004年2月7日(土)19:00〜 淡路しづかホールホワイエ
第2回ホワイエコンサート 華・悠・泉〜中国・二胡の調べにのせて〜


出演 二胡:えま、鳴尾牧子 揚琴:山本敦子 ピアノ:梁川夏子 うた、司会:宮本康代

主催:津名町、津名町教育委員会
    program・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    さとうきび畑(鳴尾牧子&梁川夏子)

少年時代(鳴尾牧子&梁川夏子)

琵琶湖周航の歌(鳴尾牧子&山本敦子)

竹田の子守歌(鳴尾牧子&山本敦子)

空山鳥語(鳴尾牧子&山本敦子)

賽馬(鳴尾牧子&山本敦子)


〜休憩&コーヒータイム〜


「タイタニック」のテーマ(鳴尾牧子&梁川夏子)

見上げてごらん夜の星を(山本敦子&梁川夏子)

花〜すべての人の心に花を〜(鳴尾牧子&山本敦子)

てぃんさぐぬ花(えま&梁川夏子)

島唄(えま&宮本康代&梁川夏子)

涙そうそう(えま&宮本康代&鳴尾牧子&山本敦子&梁川夏子)


アンコールその1 世界に一つだけの花

アンコールその2 ふるさと
   
    note・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    淡路島へ
 快晴の気持ちのよい空と海の中をちょっぴりドライブし、淡路島で演奏してきました。大阪や神戸からは近いところながら、なかなか行く機会が少ないのですが、明石海峡大橋に乗った瞬間海と空の青がいっぱいに広がる気持ちよさは何回通っても感動させされます。淡路島は、緑がいっぱいで、海はエメラルド色をしていて、味のある昔ながらの商店がたくさん残っていて、素敵なところです。高いビルなどがないから、空が広く見えます。どこに行ってもすぐに海につながるので、島なんだなあ、と感じさせられます。海を沿って走る道を、海をたっぷり眺めながら行くのが最高です。

会場を見て感動!
 さてさて、あっという間のドライブの後、昼過ぎに会場入りしました。ホワイエコンサートと聞いていたので、普段はロビーになっている所へ椅子を出して、平面の場所でおこなうのだろう、音響はどんな感じまでできるのかな、など少し心配もしていたのですが、着いてみるとずらりと相当な数の照明セットが並び、大きなスピーカーがどしんとすわり、奥には音響セットが待機、マイクもたくさん用意されています。特設ステージの横にピアノが配置され、前にはたくさんの数の椅子が整然と並び、、、本格的な会場が設営されていました。これはすごいなあ、と感動しているところに、今度はたくさんのお花や枝やセットを運び込んでフラワーアレンジメントの方々が会場を準備されはじめ、見る間にホワイエが華やかで立派な演奏会場に作り上げられていき、演奏する側としてはとてもワクワクさせられてきました。

私も準備…。
 あいさつを済ませてからは、ひとまず会場がととのうまで、私たちは楽屋で待機、私はその間に揚琴の調律にとりかかりました。車の中は暖房をがんがんにつけていたとはいえ、揚琴までは温もりきらなかったみたいで、冷蔵庫に入れていたかのように冷えきっていて、だいぶ音が下がってしまっていましたが、いつものことなので様子をみながら調律。調律しながら二胡のなるをさんや、その日初めて顔合わせしたピアノの梁川さんや、今回の演奏会をプロデュースしてくださり、また司会やうたも歌われる宮本さんと打ち合わせ。そうしているうちに会場の準備が整い、楽器を持って向かいました。

リハーサル
 リハーサル中ばん、用があって4時入りだったえまさんが到着。何回かえまさんのライブに行ったことがあり、挨拶などしていたり、なるをさんを通して仕事のやりとりがあったことはあるのですが、今日が初共演。すごく楽しみにしていたえまさん。大先輩なので、ちょっとどきどきしたけれど、持ち前の気さくでほわんとした雰囲気のおかげで、みんな打ち解けて、今日が全員の初合わせながらいろんなアイデアをどんどん盛り込んでいき、何とかぎりぎりの時間にリハーサルを終えることができました。えまさんとなるをさんの二胡の音色は全然違って、二人の違う音色を楽しむのもいい感じ。揚琴伴奏になったりピアノ伴奏になったりするのも、また全員で弾くのもいろいろあって楽しいかな、お客さんはどう感じて下さるのだろう、と思いながら本番の準備に入りました。

じつは…。
 えまさんは実はこの日の3日前からインフルエンザでとてもきつかったらしく、朝熱が下がったばかりとのこと。ごはんも食べられない、ということでしたが、会場入りしてからはいつもどおりのおしゃべりと心遣いと歌声で、明るく元気にいられるところはさすがだなあ、と思いました。

本番スタート
 本番は、お客さんは用意していた席いっぱいに来て下さり、会場は日が落ちて暗くなったのでいろんな色の照明でとてもいい雰囲気になり、気持ちよく演奏させていただくことができました。一部はなるをさんとピアノまたは揚琴という組み合わせで、二胡の音色に親しんでいただくというプログラム、二部はえまさんの心地よいおしゃべりとうたが入り、沖縄の曲目を集めた感じのプログラム、最後は全員で合奏し、盛り上がって終わりました。

ピアノと揚琴という組み合わせ
 いつもどちらかというと揚琴はピアノの代わりの役としてピアノ譜を元に編曲したもので二胡などの伴奏をすることが多く、またピアノとルーツの同じ楽器なだけあって音色の特徴が似ているため、ピアノと揚琴を一緒に弾くことは少ないのですが、今回のようにピアノと一緒に演奏するのも、意外にいいものだなあ、とおもいました。いつも右手と左手で旋律と伴奏をひくなど忙しいことをしているのが、どちらかに専念できたり、揚琴が旋律だけをひいたりまた自由にオブリガートを歌えたりするのがいつもはできない楽しさでした。でも、どうしても音量や響きが負けてしまうから、音響にちょっと工夫がいるかもしれないなあ、、、。

帰路
 本番終了後は、ホールでコーヒーを飲みながら反省会兼交流会。今回のすばらしい会場づくりや広報活動は司会をしてくださっていた宮本さんの多大な尽力とエネルギーの賜物ということを知り、あらためて感謝しました。小さな島だから、なかなか演奏会を開催することは大変なのだそうですが、今回のようなコンサートの企画を宮本さんは熱心になさっているとのことでした。他にお仕事なさりながら、なのだから本当にすばらしいです。またいつかお役にたてたらな、と思うのでその日のためにもっと自分を磨いておきたいと思います。
 帰り道。帰路の明石海峡大橋からの眺めは今度は神戸の美しい夜景に向かって車を走らせていくという、これもまたとても気持ちのいいドライブでした。
   
 
  
 
  







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